金地金のこと。
世界の中央銀行が保有
通貨の番人と呼ばれる世界各国の中央銀行では、約3万トンの金を準備資産として保有しています。
日本の中央銀行である日本銀行(日銀)も765.2トン(2014年12月末時点)を保有しています。
欧米では一部の年金基金が資産運用のリスクヘッジとして実物資産である金を保有しています。
金は稀少性をもつ実物資産なので、金利はつきませんが無価値になることはありません。
金保有にかかるお金
固定資産税はかかりませんが、購入や売却には消費税がかかります。
相続した場合には相続税、贈与された場合には贈与税の対象になります。
相続税の基礎控除 3000万円+600万円×法定相続人の数
贈与税の基礎控除 年間110万円
金保有の目安は資産の10〜15%が適正とされています。
投資 売買手数料が掛からない500g、1kg
贈与 贈与税の掛からない200g単位 購入時に手数料あり売却益
取引状況によって譲渡所得、雑所得、事業所得になる
短期譲渡 課税対象額=譲渡価額-(取得費+譲渡費用)-特別控除50万円
長期譲渡(保有期間5年超) 課税対象額=(譲渡価額-(取得費+譲渡費用)-特別控除50万円)×1/2